バッハ・イン・ザ・サブウェイズとは
バッハ・イン・ザ・サブウェイズには4つの約束事があります。
- バッハの曲を演奏すること。場所、時間は問いません。
- 演奏は必ず公開で、誰でもアクセスできる場所で演奏すること。聴きたいと思ったすべての人に音楽が捧げられるように。
- 演奏中、および演奏前後に入場料を徴収したり、なんらかの金銭を受け取ったり、その他の商業行為を行ったりしないこと。
- バッハ・イン・ザ・サブウェイズに参加する音楽家から参加費を徴収しないこと。
バッハ・イン・ザ・サブウェイズに参加するには、地下鉄で演奏する必要がありますか?
その必要はまったくありません。バッハ・イン・ザ・サブウェイズはニューヨークの地下鉄で始まりましたが、地下鉄のない都市もありますし、厳しい規則があって地下鉄で演奏することが不可能な都市もあります。バッハ・イン・ザ・サブウェイズの背景には、できるだけ多くの人々、特に普段はバッハを聴かないような人々にバッハを生で聴いてもらい、これによってクラシック音楽を広めるという重要な理念があります。地下鉄を利用できない音楽家の方も、ショッピングモールや教会、学校、カフェ、空港などなど、音楽を聴く人々がいるところであればどこで演奏して頂いても構いません。
演奏の日時や場所を選ぶことはできますか?デュオやアンサンブルで演奏したい場合はどうすればいいですか?
バッハ・イン・ザ・サブウェイズでの演奏は、すべて演奏家やオーガナイザーの自主性と熱意の賜物です。演奏家のみなさんには、ぜひ創意を凝らして開催地を探し、面白いアンサンブルをアレンジしていただきたいと思います。もちろんソロ演奏も大歓迎です。
早速、今から演奏会場を探しましょう。サポートが必要な方はinfo@bachinthesubways.org にメールでご連絡ください(日本語可)。お望みの会場での演奏許可申請のため、バッハ・イン・ザ・サブウェイズの公式文書を発行いたします。これは、以前にも大いに役立てていただきました。
寄付などの金銭を受け取ってもいいですか?
いいえ、それはできません。バッハ・イン・ザ・サブウェイズは常に音楽の楽しみを皆で分かち合う贈り物として存在してきましたし、これからもそうありたいと願っています。詳しくは、ガイドラインをご覧ください。
プロの音楽家でなければ、演奏できませんか?また、クラシック音楽でないといけないのでしょうか?
いいえ、プロでなくても、クラシックでなくても大丈夫です。演奏技術の高いプロのクラシック音楽家も多数参加されていますが、バッハ・イン・ザ・サブウェイズは万人のためのプロジェクトです。バッハを演奏できる方は、どなたでもバッハ・イン・ザ・サブウェイズで演奏していただけます。
バッハ・イン・ザ・サブウェイズで演奏するとき、自分のCD/ウェブサイト/オーケストラなどを宣伝してもかまいませんか?
どうぞ、宣伝してください。演奏中やその前後に商品を販売しない限り、バッハ・イン・ザ・サブウェイズで販促資料などを配ることは問題ありません。詳しくは、ガイドラインをご覧ください
バッハ・イン・ザ・サブウェイズでの自分の演奏を撮影/録画してもいいですか?
もちろんです。演奏はぜひ撮影/録画し、#BachInTheSubwaysのハッシュタグを付けて動画や画像をオンラインに投稿しましょう。info@bachinthesubways.orgにメールで送っていただければ、FacebookやTwitterのBach in the Subwaysのページでシェアします。
バッハの曲を演奏しなければならないのですか?
参加する音楽家の方には、ヨハン・セバスチャン・バッハの音楽を演奏して頂くようお願いしています。
自分の街や世界中の都市でバッハ・イン・ザ・サブウェイズを支援し、宣伝するにはどうすればいいですか?
他の人を巻き込みましょう。マスコミにも知らせて、カードやフライヤーを配りましょう。バッハ・イン・ザ・サブウェイズに参加してバッハを世界中に広めるため、創意工夫を凝らして自分ならではのやり方を考えましょう。まずは、資料のページをご活用ください。ここで、たくさんの資料をご提供しています。アイデアを出し合ってブレーンストーミングしたい場合や、サポートが必要な場合はinfo@bachinthesubways.orgにメールでご連絡ください。
楽譜はどこで探せますか?
IMSLP/Petrucci Music Libraryには、パブリックドメインのバッハの楽譜や、ソロやアンサンブルに編曲された譜面が多数揃っています。